
Kindle出版のベストタイミングはいつ?
成功する人が押さえている“出す時期”の戦略
Kindleで出版しようと思ったとき、「どんな内容を書くか」や「どうやって売るか」に意識が向きがちだけど、実は“出すタイミング”もかなり大事だったりする。
今回は、私自身が経験して感じたことや、出版のプロからもらったアドバイスをもとに、Kindle出版の“時期”についてまとめてみる。
私の中にあった2つの考え方
今回のアドバイスで、まず「本を一冊一冊丁寧に書くことは大切」という話があって、それについては、私自身ももともとそう思っていたので、自然に「そうだな」と感じた。
その記事はこちら
詳しくはこちらにまとめたよ!
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でも、それ以上に響いたのが、Kindleを出す“時期”に関するアドバイスだった。
これは、私自身がうっすら感じていたことを、まさに言語化してもらえたような感覚。
私には、Kindleを出すタイミングについて2つの考えがあった。
その1:「マーケティングとして使うなら、いつ出してもいい」
その2:「本当にファン化につなげるなら、すべてが整ってからの方がいい」
特に後者については、言葉にはできてなかったけど、ずっと胸の中にあった感覚だった。
すべてが整った“あと”に出すと、Kindleは起爆剤になる

こんなアドバイスをもらったとき、私の中でピタッと腑に落ちた。
電子書籍をたくさん連続で出していく時期としては、
売れることが確認できたエバーローンチファネルができた後のタイミングがオススメです。すべての電子書籍に、そのエバーローンチファネルへのオプトインURLを掲載することになるので。
だからこそ、今回のアドバイスでまさにそのことを言ってもらえて、「あぁ、やっぱりそうなんだ」と思えた。
実際、世の中には「リストを取るために電子書籍を出しましょう」というサービスがたくさんある。
中には「思い出として残したい」といったライトな目的のものもあれば、ビジネス色の強い「効率的にリストを集めましょう」系もある。
もちろん、それもひとつのやり方だと思う。
でも私はずっと、「マーケティングだけを目的にKindleを出す」ことに、なんとなく違和感を感じていた。
「出せば楽になる」のに、なぜか必死な先生たち
「今出しましょう」「早く出しましょう」と急かすような雰囲気にも、どこかもやっとしていた。
きっとそれは、「すべてが整っていない段階で出すと、自分の本来届けたいこととズレる」という感覚があったから。
実際に私がこれまで見てきた電子書籍の先生たちの中には、
「出せば楽になります」と言いながら、めちゃくちゃ必死に宣伝している人
出版が“本業”になっていて、焦りや疲れがにじみ出ている人
そんな方々も少なくなかった。
逆に、私が実際に学んだ先生は、アドラー心理学が本業で、Kindle出版は副業的な立ち位置の人。
だから、Kindleを出すときも力が抜けていて、“必死感”はなかった。
そういう違いを見てきたからこそ、「整ってないまま出すと、しんどくなる」という予感が自分の中にもあったんだと思う。
だから今回の「売れることが確認できたエバーローンチファネルができた後のタイミングがオススメ」という言葉は、私の中のぼんやりした違和感を、見事に言語化してもらえた瞬間だった。
そして、すべてが整ったあとにKindleを“起爆剤”として使いたいと思った!
売れることが確認できたエバーローンチファネルができた後のタイミングに何冊か出していきたい!
それでも、あえて“途中”から始めてみる選択
とはいえ、私は今、3つ目のやり方として──
「好評だったセミナーを一冊の形にしてみよう」という試みにチャレンジしようとしている。
これは、マーケティング重視でも、すべて整ってからでもない。
もっと軽やかに、「楽しみながらチャレンジしてみよう」という気持ちで取り組む形。
義務感ではなく、感性のままに一歩出してみる。
そんなやり方も、あっていいと思うようになった。
でもそれでもやっぱり、私の本音としては「本来はすべて整ってから出すのがベスト」だと思うけど、でも今の私だから出せる本もあるからね!
それがいちばん納得できるし、自分らしいとも感じている。
タイミングを決める“3つの流れ”
Kindleを出す時期を見極めるとき、私が意識しているのはこの3つの流れ。
(1)世の中の流れ
トレンドや季節、社会の空気感との相性。
* 自己肯定感・目標系は年始に人気
* 副業・お金系は4月やボーナス月に伸びやすい
(2)自分のビジネスの流れ
* 新商品や講座の前に出版して世界観を伝える
* オプトインやステップメールにつなげる役割としての本
(3)自分の感性の流れ
* 今だから言えること
* 今じゃないと書けないこと
この“見ごろ”の感覚は、誰よりも自分がキャッチしておきたい。
【まとめ】「いつ出すか」は、やっぱり大事
出版って、数字や効率のためにするものじゃない。
誰かとの「出会いのきっかけ」をつくるためのもの。
だからこそ、出すタイミングは本当に大事。
整ったあとに出すのもよし、今の感性を信じて一歩踏み出すのもよし。
でも私は、これからも「納得感」を大事に、タイミングを見て出していきたい。
数より流れ。
スピードより、自分のリズム。
一冊一冊を“今の自分らしく”届けていけたら、それでいいなと思ってる。